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2-3 暦の分類

暦の色

暦の色分け(五行の色)

古代東洋人は、季節の色を分類していきました。
先ず各季節に色を当てはめる前に、各季節における主役に着目していきます。
春は樹木・草木が主役的存在であり青緑色となります。そこで春を「青色」としています。
夏は太陽そのものが主役でしょう。太陽は火、火の色は赤。そこで夏の色は「赤色」にしたのです。
秋は山野、草原の樹木、草木も枯れ、空気は澄み、遠山も近く見える頃となり、年を通じ自然界がその身体を洗い流すさま、自然界が無に帰る時として色彩中の無色という意味で「白色」としました。
冬はやや特殊な状態が自然界で見られ、春・夏・秋は天・地が和合し、天も地もほぼ同じ状態ですが、冬には「天気上昇・地気下降」と言われる気象現象となり、低く垂れこめた雲を境にし地上世界は雨・雪・吹雪・霜等によって閉じ塞がれ、雲の上では実にさわやかなカラッとした上天気が続いているのです。

このように天と地の状態が全く異なる特色を持っているのが冬という季節なのです。

このことを陰陽五行論では「明無くして彩無し」という言葉で後世に残しており、そのために暗、つまり「黒色」を冬に配したのです。
以後、この四色配分は種々の分野において利用されて活用されているのです。

 

暦の方向性
季節に対し配色が終わり、さらに色彩に対し方向を加える作業をしました。
磁場を科学的に発見していない古代人は、季節を主にして天体事物の位置を頼りに方向探知をしていき、彼らは季節により風の方向が変化することを観察したのです。
東方からの風が暦上の春から吹き始め、夏には南風に変化し、秋には西風になり、冬になると寒い北風が吹きます。
春風を「こち」といい、寒い冬を耐え忍んだ人々が待ちます。
南風は酷暑の疲れを優しくねぎらってくれる肌に心地よい風、西風は地上の万物静寂に帰す、俗にいう「野分け」のことであり、現代では偏西風とも言い、別名貿易風(安土桃山時代に御朱印船を仕立てて南方の国々へ船出し、翌年南風に乗って帰ってきたことから名づけられた)とも言います。

北風は木枯らしと言い「冬将軍」とも言われています。

このように季節・色・方向と分類作業が続けられていき、ひとつひとつまとめられたものが、種々の事象や実生活に活用されるようになったのです。
このような分類結果を、仏教家、儒教家、道教家、医学者、軍学者、兵法家(現代の法律家)が様々な形で利用してきたのです。


 

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